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御香典袋の正しい表書きとは?


皆さんは御香典やお供物を用意するとき、表書きはどうされていますか?

「御霊前」、「御香典」、「御香奠」など表書きも色々ですが、

実際のところどれが正しいか知っていますか?

今日は、「御香典袋の表書き」について詳しくお話します!


御香典袋の表書き、実は宗派ごとに書き分けられると一番良いです。

★仏式(仏教)の場合…「御霊前」が一般的。

御香典袋の表書きの場合は、「御香典(御香奠)」でもOK。

「香典」というのは「香(線香や焼香)」の代わりに供えるお金という意味。

四十九日が過ぎると、故人は仏様に成っているので「御仏前(御佛前)」になります。


★仏式でも浄土真宗の場合…四十九日前でも「御仏前(御佛前)」。

浄土真宗の場合は、「亡くなるとすぐに仏になる」という教えですので、

四十九日前でも「御霊前」はNGです。


★神道の場合…「御神前」

神道のご葬儀では「香」を供えない代わりに「玉串」を供えるので、

仏式でいう「御香典」は、神道では「御玉串料」になります。


★キリスト教の場合…「御花料」「献花料」

神式と同じく、キリスト教は線香や焼香は行いません。

代わりに献花を行うので「御花料」「献花料」と書きます。


ちなみに、御香典袋やお供物につける「黒白の水引」ですが、

お葬式などの弔事の場合は、水引は黒白です。

インターネットで調べると、

「四十九日が明けると黄白の水引」と書いてあるところがほとんどで、

全国的にはそれが一般的のようですが、

魚沼では「一周忌まで黒白水引」が一般的です。


御香典や御供物をご用意する際、

表書きに困ったら、参考にしてみてください。

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